旅に出たくなる意味や理由はなぜか？スピリチュアル的に解説

旅に出たくなるときは

なぜかなんとなく旅に出たいと思ったことはありませんか？

長期休暇に合わせた家族旅行や娯楽などの楽しみとは別に、無性に旅をしたくなるときには、スピリチュアル的な意味がある可能性があります。

旅をしたくなるきっかけや、国内や海外などの行先など人それぞれかもしれません。しかし、旅をしたくなったり、旅に出たりすることにはスピリチュアル的な心の働きがあります。

今回は、旅に出たくなるときのスピリチュアル的な考え方について、解説します。

 

旅に出たくなる理由

スピリチュアル的には、用事や目的があるわけではないのに、旅に出たくなる人は、考える人であると捉えられます。
物事をどう捉えれば良いか、常に考え、どのようにすれば自分や周りにとって良い方法なのか、またどのようにすれば良い方法を導き出せるかを常に考えている人です。

一見して、周りへの配慮を欠かさない人と捉えられます。実際に、スピリチュアル的に敏感な人は周囲の状況を見極めて判断できたり、他人への気遣いができたりする人が多いでしょう。しかし、それに疲れてしまっている場合もあります。

そのようなとき、旅に出たいと思う人がいるのです。スピリチュアル的には、旅に出たい心理を
・現実や自分との距離を取りたい
・ありのままの自分を知りたい
などと捉えます。では、それぞれどのような状態なのでしょうか。

 

距離を取りたい

人が旅に出ようと考えるときには、テレビや雑誌などで、おすすめスポットを目にしたり、映画やアニメのロケ地に行ってみたいと思ったりするなど、外からの影響を受けることが多いです。また、長期休暇を利用して、家族や友人と思い出づくりをすることもあるでしょう。

しかし、はっきりとした理由や目的地がないのに、旅に出たいと思うときは、自分が置かれている状況に違和感を感じたり、抵抗したい気持ちがあったりするなど、何らかの不満があると考えられます。そのため、現状と少し距離を取るために、旅に出たいと思うのです。

距離を取りたい対象は、自分が置かれている状況のときもあれば、自分自身であるときもあります。また、人生の目標を見失いかけているときも、現実から少し離れて距離を取りたいと思う人が多いです。

 

自分を見つめる・見つける

自分と距離を取るために旅に出たいと思うのは、考える人の特徴でもあります。

旅をして、人に出会ったり、普段とは違う場所に行ったりすることで、自分を見つめたり、新しい自分を見つけたりするのです。また、現状への違和感や抵抗の理由を探そうとするときもあります。

スピリチュアル的には、このような心の動きを成長の1つと捉えます。

現状に満足するのではなく、違和感や抵抗の理由を探し、自分を見つめ、新しい自分を見つけるために旅に出ようとしているのです。普段経験しないことを新しく経験することで、自分の中にある負の気持ちを他人のせいにせずに解消する方法です。

 

ありのままの自分

よく考えて旅にでるのではなく、直感的に現状を変えるために旅に出る人もいます。

ありのままの自分がやりたいことや、行きたい場所に従って行動することは、心の合図を受け取っていることでもあり、スピリチュアル的には意味があることです。

また、心の合図に従って行動できることは、動くべきときが来たという合図でもあると捉えられます。

一見して、無計画に見えたり、衝動的に見えたりするものの、心の合図に従って動くことは、新しい自分の発見やありのままの自分の再発見にも繋がる行動なのです。

 

心が動く意味

心は、自分の外側と内側を繋ぐ通路です。言い換えれば、意志がなんであるかを見つめる場所です。自分が何を成し遂げたいか、どのように生きていきたいか、また自分にとっての幸せは何なのかを見つめさせてくれるのが心なのです。

旅に出たいと思うときは、この心を見つめ直したいと思ったり、再確認または再発見したりしたいと捉えられます。自分では、詳細に認識していなくても、スピリチュアル的な見方をすれば、旅に出たいということは、未知の経験をしようとしている合図でもあるのです。

誰でも知らない場所に行くことは怖いものです。しかし、無性に旅に出たくなるときは、その怖さを超えても得たい何かが動いていると考えましょう。

旅に出る前には、明確な目的地や目標がわからなくても、自分の心は、それを探していることがしばしばあるものです。

 

喜びと楽しみを持って

無性に旅に出たくなったときには、スピリチュアル的な意味や理由を感じ、自分が置かれている現状への気持ちを整理するなど、目的を持つことが大切です。

しかし、目的を持つことと同じように、旅そのものを楽しむことも大切です。楽しい旅でなければ、新しい発見に喜びを見つけられません。また新しい出会いや発見を見逃してしまう場合もあります。

新しい出会いや発見を大切にするためにも、旅そのものを楽しめるようにしましょう。

旅を楽しむことで、現状への捉え方の発見や、気づかなかった自分の本当の気持ちに気づくこともあります。また、不満を抱いていた現状に対して、感謝を抱けるように変化することもあるのです。

 

迷ったときには

心の合図に従って旅に出て、新しい発見をしても、同じ現実に帰ってくれば、再び迷ってしまうこともあります。喜びや感謝を抱いて旅から帰ってきたはずなのに、また旅に出る前のように迷ってしまうこともあるでしょう。

そのようなときは、一人で抱え込まないことが大切です。

どのような旅でもガイドが必要だったり、誰かの手助けが必要だったりするときがあります。自分一人では、解決できそうにないと思ったときには、スピリチュアルカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

人生はしばしば旅にたとえられるものですが、カウンセラーは旅の道しるべとなり、さまざまなアドバイスをくれます。またスピリチュアル的な意味や捉え方について教えてもらえるのがスピリチュアルカウンセリングの特徴です。

 

まとめ

無性に旅に出たくなる気持ちには、スピリチュアル的な意味があるときがあります。

心の合図のままに、出会いや発見の旅に出てみてはいかがでしょうか。現状に抱いていた本当の気持ちに気づく旅になるかもしれません。

旅に出ても、まだ迷いや悩みが残っているときには、スピリチュアルカウンセリングを受けて解消するという方法があります。カウンセラーに道しるべとして、人生を導いてもらってはいかがでしょうか。きっと喜びに溢れた旅になるはずです。